ロッテの「チョコパイ」といえば、スーパーやコンビニで昔から見かける定番のお菓子です。
子どもの頃から食べているという人も多いのではないでしょうか。
そんなチョコパイですが、久しぶりに食べてみると、
「チョコパイって昔より小さくなった?」
「前はもっと大きかったような気がする」
と感じることがあります。
最近はさまざまなお菓子で値上げや内容量の変更が行われているため、チョコパイについてもサイズが変わったのか気になるところです。
そこで今回は、チョコパイは本当に昔より小さくなったのか、現在のサイズや内容量、リニューアルの歴史などから調べてみました。
チョコパイは小さくなった?
結論からいうと、チョコパイについて「昔と比べて○cm小さくなった」と単純に断定するのは難しいです。
ロッテの公式情報によると、現在販売されている通常の「チョコパイ」は1箱6個入り。
さらに栄養成分表示では、1個あたり「標準30g」とされています。
つまり現在のチョコパイは、
・内容量:6個
・1個あたり:標準30g
という仕様です。
一方で、チョコパイは非常に歴史が長く、発売から現在までに何度も商品のリニューアルが行われています。
そのため、「昔食べていたものと何となく違う」「以前より小さく感じる」という感覚自体は不思議ではありません。
チョコパイはいつから販売されている?
ロッテのチョコパイが発売されたのは1983年9月です。
実は40年以上も販売されているロングセラー商品。
発売当時は、ケーキのような柔らかい食感のお菓子を常温で長期間保存できる「半生ケーキ」という新しいジャンルを開拓した商品でした。
現在ではスーパーのお菓子売り場に普通に並んでいるチョコパイですが、発売当時としてはかなり新しいタイプのお菓子だったわけです。
40年以上販売されている商品なので、子どもの頃に食べたチョコパイと現在の商品を比較して「昔のほうが大きかった気がする」と感じる人が出てくるのも納得できます。
現在のチョコパイは1個30g
現在販売されている通常版チョコパイは、1個あたり標準30gです。
通常の箱タイプは6個入りなので、単純計算すると6個で約180g相当になります。
また、チョコパイには通常版以外にも複数の商品があります。
例えば「チョコパイ パーティーパック」は9個入りです。
そのため、昔購入した商品と現在購入している商品でパッケージの種類が違えば、「前より個数が少なくなった?」と感じる可能性もあります。
箱タイプとパーティーパックを混同しないように注意したいところです。
昔より小さく感じるのはなぜ?
では、なぜチョコパイを久しぶりに食べたときに「小さくなった」と感じるのでしょうか。
考えられる理由はいくつかあります。
子どもの頃の記憶と比較している
まず考えられるのが、子どもの頃の記憶です。
チョコパイは1983年から販売されているため、子どもの頃から食べ続けている人も少なくありません。
子どもの手で持ったチョコパイと、大人になってから手に持ったチョコパイでは当然ながら印象が違います。
手そのものが大きくなっているため、同程度の大きさのお菓子でも小さく感じることがあります。
また、子どもの頃に食べたお菓子の大きさは、実際以上に大きく記憶している可能性もあります。
「昔のチョコパイはもっと大きかった」という感覚には、こうした記憶の違いも影響しているかもしれません。
商品が何度もリニューアルされている
チョコパイは発売以来、まったく同じ商品が販売され続けているわけではありません。
時代に合わせて味や食感などが改良されています。
例えば2019年には7年ぶりとなる大幅なリニューアルが実施されました。
このときにはクリームの配合や生地のしっとり感、チョコレートのカカオ分などが見直されています。
さらに発売40周年となった2023年にもリニューアルされ、ホイップクリームやケーキ生地が変更されています。
こうした食感の変化によって、食べたときのボリューム感や印象が以前と違って感じられる可能性があります。
パッケージによって個数が違う
現在のチョコパイには、通常の6個入りだけでなく、9個入りのパーティーパックなどがあります。
そのため、以前買っていたパッケージと現在買っているパッケージが違うと、「昔より少ない」と感じることがあります。
特に家族で食べていた人の場合、大袋タイプの記憶と通常箱を比較しているケースもありそうです。
「昔はもっとたくさん入っていた気がする」という場合は、チョコパイそのもののサイズではなく、購入していた商品の種類が違っている可能性も考えてみましょう。
チョコパイは値上げされている?
チョコパイについては、近年価格改定が行われています。
ロッテは2022年にチョコパイを含む菓子商品の価格改定を発表しています。
また2024年にも、チョコパイを含むビスケット商品の価格改定が発表されました。
原材料や包装資材、物流費などさまざまなコストが上昇している現在、お菓子メーカーにとって価格を維持するのは難しくなっています。
ただし、「値上げされた=通常版チョコパイ1個のサイズが小さくなった」とは限りません。
価格変更と内容量変更は分けて考える必要があります。
実際、ロッテが公表している価格改定資料では、価格改定商品と内容量変更商品が分けて記載されているケースがあります。
そのため「最近高くなったから、サイズも小さくなったはず」と決めつけないほうがよさそうです。
チョコパイの味も昔と変わっている?
チョコパイはサイズだけでなく、「昔と味が違う気がする」と感じる人もいるかもしれません。
これは十分にあり得ます。
チョコパイはこれまで何度も品質改良されています。
2019年のリニューアルでは、クリームの配合を調整するとともに、生地のしっとり感や口どけを改良。
さらにチョコレート感を強くするため、カカオ分も増やされました。
2023年の40周年リニューアルでは、クリームをより軽やかな味わいに変更し、ケーキについても卵を増やして、ふわっとほどける食感へ改良されています。
つまり、昔からチョコパイを食べている人が「何となく昔と違う」と感じたとしても、必ずしも気のせいとはいえません。
サイズではなく、食感やクリーム、チョコレートの味わいが変化したことで印象が変わっている可能性があります。
チョコパイには小さいサイズの商品もある
もうひとつ注意したいのが、「小さなチョコパイ」や「サクサクチョコパイ」といった通常版とは異なる商品です。
例えば現在販売されている「サクサクチョコパイ<たっぷりチョコ>」は、1個標準13.8g。
通常のチョコパイは1個標準30gなので、かなりサイズ感が違います。
チョコパイという名前が付いていても、すべての商品が同じ大きさというわけではありません。
ネット上でサイズを比較するときには、通常のチョコパイ同士を比較しているのか確認する必要があります。
結局チョコパイは小さくなったの?
今回調べた限りでは、「発売当初と現在を比較して、チョコパイが○gから30gに小さくなった」と確認できるロッテ公式の資料は見つけられませんでした。
そのため、「チョコパイは昔より小さくなった」と断定するのは難しいでしょう。
一方で、チョコパイは1983年の発売から40年以上が経過しており、その間に何度もリニューアルされています。
味や食感が変わっているほか、通常箱やパーティーパック、小さいサイズの商品などラインアップも増えています。
さらに子どもの頃の記憶と比較している場合、現在の商品を実際以上に小さく感じてしまうことも考えられます。
「昔より小さくなった気がする」という感覚には、こうした複数の要因が関係しているのかもしれません。
まとめ
今回は「チョコパイは昔より小さくなったのか?」について調べてみました。
現在販売されている通常のチョコパイは、1個標準30g・6個入りです。
チョコパイは1983年に発売され、40年以上販売されているロングセラー商品です。
長い歴史の中で何度もリニューアルされていますが、今回確認できた公式情報だけでは「昔より○g小さくなった」と明確に断定できる情報は確認できませんでした。
一方で、食感やクリームなどの商品改良、パッケージによる個数の違い、子どもの頃の記憶との比較などによって「昔より小さくなった」と感じることはありそうです。
昔から食べているお菓子を久しぶりに買うと、「こんなに小さかったっけ?」と思うことがありますよね。
チョコパイも、そんな懐かしい記憶と現在の感覚の違いを楽しめるロングセラー商品のひとつといえそうです。


コメント