「久しぶりにキットカットを食べたら、なんだか昔より小さくなった気がする」
そんなふうに感じたことはありませんか?
キットカットといえば、サクサクしたウエハースをチョコレートで包んだ定番のお菓子。スーパーやコンビニでも昔からよく見かける商品なので、以前から食べている人ほどサイズの変化が気になるかもしれません。
実はキットカットは、過去に何度かサイズや内容量が変更されています。
しかも調べてみると、単純にずっと小さくなり続けているわけではありません。
この記事では、
- キットカットは本当に小さくなったのか
- 昔と現在では1枚の大きさがどのくらい違うのか
- 大袋の枚数はどのように変わったのか
- 一度小さくなったキットカットが再び大きくなった理由
について調べてみました。
キットカットは昔より小さくなった?
結論からいうと、キットカットは過去に実際にサイズが小さくなったことがあります。
特に大きな変化があったのが2020年です。
ネスレ日本は2020年9月、キットカットのレシピとサイズをリニューアルしました。
それまで「キットカット ミニ」は1枚11.6gでしたが、リニューアル後は1枚9.9gになりました。
つまり、
11.6g → 9.9g
と、1枚あたり約1.7g軽くなったことになります。
割合にすると約15%の減少です。
「最近キットカットが小さくなった?」
と当時感じた人がいたとしても、これは気のせいではありません。
実際に商品のサイズが変更されていました。
ただし、ここには続きがあります。
2021年には再びサイズが変更され、1枚あたりの重量が増えています。
そのため、現在のキットカットを見て「2020年に小さくなったまま」と考えるのは正確ではありません。
2020年にキットカットはどのくらい小さくなった?
2020年のリニューアル前後を比較してみましょう。
キットカット ミニの場合、おおよそ次のような変更がありました。
| 時期 | 1枚の重量 | 大袋の枚数 | 合計重量 |
|---|---|---|---|
| 2020年リニューアル前 | 11.6g | 14枚 | 約162.4g |
| 2020年9月以降 | 9.9g | 15枚 | 約148.5g |
注目したいのは、1枚のサイズは小さくなった一方で、大袋の枚数は14枚から15枚に増えていることです。
そのため「枚数が減ったから少なく感じる」という変更ではありませんでした。
むしろ枚数だけを見ると1枚増えています。
しかし、1枚あたりの重量が11.6gから9.9gになったため、袋全体では約162.4gから約148.5gへ減少しています。
つまり、
枚数:14枚 → 15枚に増加
1枚:11.6g → 9.9gに減少
総重量:約162.4g → 約148.5gに減少
という少し変わったリニューアルだったわけです。
なぜ2020年にキットカットは小さくなった?
では、なぜキットカットは小さくなったのでしょうか。
2020年のリニューアルについて、ネスレ日本はレシピとサイズを変更し、砂糖の使用量を減らすとともに、より食べやすいサイズへ変更したと発表しています。
従来品と比較して砂糖の使用量を減らし、1枚を食べやすいサイズにするというリニューアルでした。
そのため、単純に「価格を変えずに量だけ減らした」という説明で行われた変更ではありません。
とはいえ、長年キットカットを食べていた人からすれば、
「やっぱり小さくなってる!」
と感じたのも当然でしょう。
11.6gから9.9gですから、1枚だけを比べても約15%違います。
昔のサイズを覚えている人ほど違和感を持ちやすかったと考えられます。
実は2021年にキットカットは再び大きくなった
ここがキットカットのサイズ変更で面白いところです。
2020年に小さくなったキットカットですが、翌2021年には再びサイズが大きくなっています。
ネスレ日本は2021年9月、キットカットシリーズを再びリニューアル。
主力の「ミニ」製品について、1枚あたりの重量を16~17%増やすと発表しました。
キットカット ミニでは、
9.9g → 11.6g
となり、2020年以前と同程度の重量に戻っています。
大袋についても、
15枚×9.9g → 14枚×11.6g
となりました。
つまり、2020年には「小さいものを15枚」という構成になったものの、翌年には「少し大きいものを14枚」という形に戻ったわけです。
「昔のキットカットより今のキットカットはものすごく小さい」
というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、少なくとも2020年の9.9gというサイズがそのまま現在まで続いているわけではありません。
大袋のキットカットは昔より枚数が減っている?
1枚のサイズとは別に注目したいのが、大袋に入っている枚数です。
こちらは長期的に見るとかなり変化しています。
たとえばネスレ日本が2013年に販売していた「キットカット ミニ」の大袋は15枚入りでした。
その後、
2014年ごろ:14枚
2020年:15枚
2021年:14枚
2022年:13枚
2023年:12枚
など、何度も変更されています。
さらに近年も商品の仕様変更が行われています。
つまりキットカットの場合、
「1枚のサイズ」と「1袋に入っている枚数」は別々に考えたほうが分かりやすい
ということです。
1枚が小さくなった時期もあれば、1枚が大きくなった代わりに枚数が減った時期もあります。
「昔より少なくなった気がする」という印象には、こうした複数の変更が影響している可能性があります。
現在のキットカットは何枚入り?
キットカットは時期や商品によって内容量が変更されるため、購入時にはパッケージを確認するのが確実です。
ネスレ日本の商品情報では、現在販売されている通常のキットカットについても複数の容量があります。
また、同じキットカットシリーズでも「オトナの甘さ」「濃い抹茶」などでは枚数が異なる場合があります。
そのため、
「キットカットは現在○枚」
とシリーズ全体をひとまとめにすることはできません。
特に昔の商品と比較するときは、同じ「キットカット ミニ」同士で比較することが大切です。
昔のキットカットはもっと大きかった?
「子どものころのキットカットはもっと大きかった気がする」
という人もいるでしょう。
これについても、完全な思い違いとは言い切れません。
キットカットは長い歴史の中で商品形態そのものが変化しています。
現在よく見かける「キットカット ミニ」と、昔販売されていた商品を単純に1枚ずつ比較するのは難しいものの、少なくとも近年だけを見てもサイズ変更が複数回行われています。
特に2020年の変更は大きく、
11.6g → 9.9g
となったため、以前の商品を覚えていた人なら「明らかに小さくなった」と感じても不思議ではありません。
一方、そのサイズは2021年のリニューアルで再び11.6gへ増量されました。
そのため、
「小さくなったことは事実。ただし、その後また大きくなった」
というのがキットカットのサイズについて最も分かりやすい答えになりそうです。
キットカットは値上げもされている
サイズや枚数だけでなく、近年は価格も変化しています。
チョコレート菓子は、カカオ豆をはじめとする原材料価格や物流費などの影響を受けやすく、キットカットについても価格改定が行われています。
そのため、
「昔より枚数が少ないのに値段も高くなった気がする」
と感じる人がいるのも不思議ではありません。
ただ、キットカットの場合は何度も商品仕様が変更されているため、単純に「昔○円だった商品が、そのまま小さくなって○円になった」と比較するより、
1枚の重量・袋の枚数・価格
の3つをセットで見る必要があります。
「小さくなった気がする」は気のせいではなかった
お菓子を久しぶりに買ったとき、
「昔はもっと大きかったような……」
と思っても、昔の記憶なので自信がなくなりますよね。
しかしキットカットの場合、実際にサイズが変更された記録があります。
特に2020年には1枚11.6gから9.9gへ変更されているため、この時期に「小さくなった」と感じた人の感覚はかなり正確だったといえます。
ただし、その翌年には11.6gへ戻っています。
キットカットの歴史を調べてみると、
「小さくなった」
だけでは終わらず、
「小さくなったけれど、その後また大きくなった」
という意外な経緯がありました。
まとめ
今回は「キットカットが小さくなった?」という疑問について、昔と現在のサイズや内容量を調べてみました。
ポイントをまとめると、
- キットカットは実際にサイズ変更されている
- 2020年には1枚11.6gから9.9gへ小さくなった
- 一方、大袋の枚数は14枚から15枚へ増えた
- 2021年には1枚9.9gから11.6gへ再び大きくなった
- 大袋の枚数はその後も何度か変更されている
- 「昔より小さく感じる」という印象には実際の商品変更が関係している可能性がある
という結果になりました。
特に面白いのは、キットカットが一方向に小さくなり続けたわけではないことです。
2020年に大きくサイズダウンしたものの、翌2021年には再びサイズアップしています。
昔から食べているお菓子ほど、久しぶりに買うと「こんなサイズだったっけ?」と思うもの。
キットカットについては、その感覚は単なる思い出補正ではなく、実際に何度もサイズや内容量が変わっていたことが分かりました。


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