「最近のプリングルズ、缶が小さくなった気がする」
「昔より量が減った?」
久しぶりにプリングルズを買って、このように感じた人もいるのではないでしょうか。
プリングルズといえば、細長い筒状のパッケージが特徴のお菓子です。そのため、缶の大きさが変わると「中身も減ったのでは?」と気になりますよね。
結論からいうと、プリングルズのショート缶は2024年に実際に小さくなりました。
しかし、このときは意外にも内容量は変更されていません。
この記事では、プリングルズは本当に小さくなったのか、パッケージや内容量がどのように変化したのかを紹介します。
プリングルズは本当に小さくなった?
「プリングルズが小さくなった」という印象は、少なくともパッケージについては間違いではありません。
日本ケロッグは2024年7月、プリングルズの商品改定を発表しました。
2024年9月2日出荷開始分から、ショート缶の高さを15mm短くする変更が行われています。
つまり、
「最近プリングルズの缶が小さくなった気がする」
というのは実際に起きた変化です。
ところが、ここにはちょっと意外なポイントがあります。
缶は15mm小さくなったのに内容量はそのまま
2024年の商品改定では、ショート缶が15mm短くなりました。
普通なら、
「缶が小さくなった=中身も減った」
と思ってしまいますよね。
しかし、日本ケロッグはこの変更について、内容量の変更はないと明確に発表しています。
つまり2024年の変更は、
缶の高さ → 15mm短くなった
内容量 → 変更なし
という珍しいリニューアルだったのです。
メーカーによると、パッケージをコンパクトにすることで持ち運びやすくするほか、包装資材の使用量を減らし、缶の中の空間を減らすことで配送時にチップスが割れることを軽減する狙いがありました。
単純な「減量のための小型化」ではなかったわけですね。
「量も減った」と思った人が実際にいた
面白いのが、このリニューアル後の反応です。
プリングルズ側によると、ショート缶の変更後、SNSでは「内容量も少なくなったのでは?」という声があったそうです。
そこでプリングルズは、かなりユニークな企画を行いました。
新旧のショート缶をX線で撮影して、中身を比較したのです。
2024年10月には「PRINGLESCAN(プリングルズスキャン)プロジェクト」として、新宿駅構内にX線画像を使った広告まで掲出しました。
メーカー自身が、
「缶はコンパクトになったけれど、中身はそのまま」
ということを大々的にアピールしたわけです。
「小さくなった=減った」と感じた人が少なくなかったことが分かります。
なぜ缶を小さくできた?
では、内容量を変えずに、どうして缶だけ15mm短くできたのでしょうか。
理由の一つが缶の中の空間です。
プリングルズはチップスがきれいに重なって入っていますが、パッケージ内部には一定の空間があります。
2024年の改定では、その空間率を減らすことで、同じ量のチップスをよりコンパクトなパッケージに収めました。
さらに缶の中の余分な空間を減らすことで、輸送中にチップスが動きにくくなり、欠けることを減らす効果も期待されています。
そのため、
「缶が小さくなったから中身を減らした」のではなく、「同じ中身に合わせて缶をコンパクトにした」
というのが2024年の変更のポイントです。
現在のプリングルズは何g?
では、現在販売されているプリングルズは何gなのでしょうか。
2026年9月時点のプリングルズ公式サイトを見ると、定番商品でもフレーバーによって内容量が異なっています。
たとえば「サワークリーム&オニオン」と「うましお」には、48gと105gの商品が掲載されています。
一方、「Hi! CHEESE!」は45gと95gです。
そのため、
「現在のプリングルズは○○g」
と一括りにすることはできません。
購入するときは、味だけでなくパッケージに記載されている内容量も確認するのが確実です。
フレーバーによって内容量が違うので注意
プリングルズの内容量を昔と比較するときに注意したいのが、商品によって内容量が違うことです。
たとえば2024年時点では、定番のサワークリーム&オニオンとうましおは105g・53g、Hi! CHEESE!は95g・48gと案内されていました。
また、期間限定商品には50gや95gの商品もあります。
つまり、
「昔買ったプリングルズは105gだったのに、今見たら95gだった」
という場合でも、同じ商品・同じフレーバーを比較しているとは限りません。
プリングルズの内容量を比較するときは、缶のサイズだけでなくフレーバーまで確認することが重要です。
2024年には値上げも行われた
「内容量が変わっていないなら、何も変わっていないの?」
というと、そうではありません。
2024年の商品改定では、ショート缶のサイズ変更と同時に価格改定も発表されました。
メーカー発表では、想定改定率は15%前後。
背景として、原材料価格だけでなく資材費やエネルギーコストなどの上昇が挙げられています。
つまり、このときのプリングルズは、
中身を減らして価格を維持するのではなく、内容量を維持したまま価格を改定した
ということになります。
2023年にもプリングルズは価格改定を行っており、その際もメーカーは「内容量の変更はございません」と発表していました。
チップス自体も小さくなった?
もう一つ気になるのが、
「缶だけじゃなく、プリングルズ1枚も小さくなった?」
という疑問です。
今回確認した2024年の商品改定については、公式発表で変更されたと明記されているのはショート缶のサイズです。
内容量については「変更なし」とされています。
そのため、2024年のリニューアルを根拠として、
「プリングルズ1枚そのものが小さくなった」
と断定することはできません。
少なくとも2024年のショート缶小型化については、チップスを減らすためではなく、パッケージ内部の空間を減らす変更だったと考えるのが正確です。
プリングルズは昔から日本で売っていた?
プリングルズ自体は1968年にアメリカで発売されました。
日本で販売が始まったのは1994年です。
そのため、日本でもすでに30年以上販売されているロングセラー商品です。
昔から食べている人なら、パッケージデザインや缶の大きさが変わったことを覚えているかもしれません。
長く販売されている商品だけに、
「昔のプリングルズはもっと大きかった気がする」
という印象を持つ人がいるのも不思議ではありません。
ただし、年代によって商品ラインナップやフレーバーも異なるため、昔と現在を比較するときには同じ商品同士なのか確認する必要があります。
まとめ|プリングルズは小さくなったが、2024年の変更では量は減っていない
今回は「プリングルズは小さくなった?」という疑問について調べました。
結論として、プリングルズのショート缶は2024年9月から実際に15mm短くなっています。
しかし、このとき内容量は変更されていません。
缶の内部にある空間を減らすことで、同じ量のチップスをよりコンパクトなパッケージに収めています。
そのため、
「プリングルズの缶が小さくなった」→ 本当
「2024年に缶が小さくなったとき、中身も減った」→ 違う
ということになります。
一方、現在のプリングルズはフレーバーによって48g・105g、45g・95gなど内容量が異なります。
昔の商品と比較するときは、缶の見た目だけでなく、商品名・フレーバー・内容量まで確認するのがおすすめです。
「小さくなったから量も減った」と思ってしまいがちですが、プリングルズの場合はメーカーがX線まで使って「内容量そのまま」をアピールした、ちょっと珍しいケースだったようです。


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